パックラフトの旅 枝折峠の滝雲&奥只見湖
11/3 どこの湖にしようか、ということで前回紅葉が楽しみだった三国川か赤谷湖をリサーチしたものの、あんまり紅葉してない様子。。
針葉樹が多いようだ。
そんな折、滝雲って言うのを見てみたい!と友人のテンションが上がり、福島県銀山平の枝折峠へ。
日の出に間に合わせるべく、夜中の3時に新潟を出発。
ちなみにこの枝折峠、ものすごく道幅が狭く、かつグネグネ度がすごい。側溝に落ちる&ガードレールにぶつかるんじゃないかとヒヤヒヤしながら(といっても運転するのはいつもベテランの友人)、頂上を目指す。対向車とすれ違えないくらいの幅しかないし、この道路は11月の中旬から通行止めになる。ラストチャンス!
ようやく着いた峠のてっぺんは「みんなどこにいたの?何時に来たの?」と思うくらいの大混雑。日の出前だと言うのに…。
どうやらトレッキングの名所でもあるようだ。
肝心の滝雲は
残念!見えず。下の方に少し雲がかかっているだけ。これが奥只見湖らしい。湖の上で湿度が高いっていうのが、滝雲が発生しやすい条件を満たしているそう。カメラを構えた人たちがたくさん、撮っては移動、撮っては移動を繰り返してる。日が昇りきる頃にはみんなさっさと撤収していた。潔い!
気温は+4℃。ひい〜寒い…
お湯を沸かし、なめこ汁を飲んで体力回復。奥只見湖に向かう。
うーん、エバニュー の450mlのチタンカップだけど、沸騰直後は取手が熱くて持てないのが地味に悩み。革手袋もあるけど…改良の余地ありだな。
7時過ぎに到着。
おー、幽玄とはこのことナリ。
確かに湖面から霧が立っている。ここも広そうだな〜。
遊覧船が4艇もあり、この時期のツアーは人気だそう。観光バスがどんどん乗り込んでくる。
あまりに寒いので気温が上がるまで車内で待機。ウインドブレーカーは風は防ぐけど、熱はどんどん逃げちゃうもんな。
9時頃になりパックラフトを膨らませていると、普段は海釣り?をしているという初老の男性から興味があるから見せてと声が掛かる。
海は波が立つから、本当はあんまり得意じゃないと。うーん、わかる。
ちょっと立ち話をして、出艇。
うん、漕ぎ始めると楽しい。
この日は曇り。太陽がないのでやっぱり寒い。でも紅葉🍁が見れて満足。
遊覧船が通ると、湖面が波立って揺れる。寒いから余計に沈が怖くて、船首を波に立ててやり過ごす。
絶景!
水も澄んでいる。時折、魚が跳ねたり。
は〜、綺麗だわー。
しかし満水で見事に上陸ポイントがない。困ったな〜、お腹減ったし。
いや待てよ。カヤックの上でお湯沸かせば良いじゃん!
火を使うので、倒れたらインフレータブルカヤック は一巻の終わりだけど、奥まった休憩箇所にいるので問題なし(念のため艇はお互いを固定した)。おにぎりとカップ麺で暖をとる。
オゼンライトを車に置いてきたのが痛恨のミス。よく考えたら、あの大きさ船の上にピッタリだな。
…流石にパックラフト上でアルコールストーブ は無理があるか。すぐに穴開きそう😱
今回の旅ではアルスト に対してガスのシングルバーナーの優位性が身に染みました。火力強い、火力調整できる、早い、OD缶で設置安定、スタッキングも小さい、風にも強い。
いや、アルストは軽くて静かだもんね!と自分に言い聞かせる。それにチタン製品は調理向かないけど、焼き色がキレイだし、男のロマン全開です。
ごはんを食べたら、来た距離を戻る。
またしても風がアゲインスト。何だろうなぁ、毎回帰りにアゲインストっていうのはおかしくないかい?
風向きとか、方向とか、出艇ポイントと相関関係あるんだろうか。
戻ってきて、お湯を沸かしてコーヒーを飲む。あ〜ホッとする。やっぱりガスだな(笑
帰りに銀山平の白銀温泉に立ち寄る。
源泉掛け流し!だが、ものすごくぬるい。ずーっと入っていられるような温度。。
あと何故かカメムシが大量発生していた。
うん、今回もよく遊んだ!冬にも行けるかなぁ、来シーズンまでお預けかな?