パックラフトの旅 白丸湖
三連休の中日。夕方から天気が崩れそうということで、早朝に出るつもりが7:30出発。
白丸駅はもちろん、青梅駅でも食料・水の調達が出来ないので、拝島駅で朝ごはんと昼ごはん、水、船の上で飲む酎ハイを購入。
ボタンを押して乗るタイプの車両なので、ボーッとしていると発車してしまう。
いざ白丸駅に着いて急で狭い階段を下りたら、駐輪・駐車場となっている踊り場があるので設営開始。
道路を渡った先に、出艇ポイントとなる岩場があるのだが、1人ならそこまで行ってから設営しても良かったかな。というのも、駅から下りてきた階段に輪をかけて、狭くて急だから。
ここ、リジット艇とか持ってくるの、かなり大変だな。
パックラフト関連のブログを見て、オススメされていたコンプレッサーFLEXTAILGEAR - MAX PUMP PLUS https://www.amazon.co.jp/dp/B07F776SVD/ref=cm_sw_r_cp_api_i_a0CFDbVRMV8PN
がとても優秀。コンパクト・防水・USB充電で送風排風が可能なので、専らこのポンプで設営(付属のフィルバッグは一度も空気入れとしては使ったことなし)している。1-2分もあれば膨らむので、あとは吹き込み口から呼気で仕上げるだけ。簡単。
パドルを組み立て、PFDを膨らませたら完成。えっちらおっちら階段を下りて、汗だくになりながら湖に浮かべ、さあ出発。
先週の台風の影響か、折れた枝や葉が多く、少し濁った状態。
気候は素晴らしく、完璧なコンディション。
連休らしく、SUPの体験・クラスの人達が大勢いて、かなり騒いでいる。
水温は17℃も無さそう。パックラフトが萎んで来たので、うつ伏せになって乗りながら追加で吹き込み。何気にこれが沈しそうで緊張する。ふう。落ちても無事だとは分かっているものの、1人で再乗艇するのはかなり大変なので、やっぱり沈はしたくない。
SUPの方では盛大に沈を繰り返し、笑い声が響いている。
こちらは気ままに1人で浮かびに来たので、遠巻きにしながら日陰でプカプカ。最高。シットインカヤックも結構いる。休まず漕いで、大変じゃないのかな。
岩肌から流れ込む渓流を見ながら、ユラユラ揺れつつ酎ハイを頂く。うーん、美味し。季節的には秋だけど、この辺りの山はまだ色付いておらず、夏の匂い。見たことのないトンボがいた。
前回、体験で来たときは行けなかった、少し奥の方に向かってみる。
すぐに行き止まりのロープ、その先はダムの水門になっていた。そうか、白丸湖ってかなり小さいのか。
前回は上流のほうに遡り、エディキャッチの練習なんかをしたので、下流がどうなっているか気になっていたのだ。ふーん。
そんな感じでプカプカしていたら、何やら他にも人の声が。対岸側が林道になっており、トレイルランニング中の人や散策客が物珍しそうにこちらを見ている。こう見えても、その辺のゴムボートじゃないんだぞ、パックラフトだぞ、知ってっか、と心の中で主張しておく。
さて、そろそろ良い時間になったのでランチ。とはいえ、タープを設営出来そうな河原はなく、エディキャッチの講習のために作ったと思われる小さい上陸ポイントに運良く人がいなかったので停泊。イスを組み立て、ちょっと休憩。
本日はコンビニのいくらのおにぎりと唐揚げ。もう少し経験積んだら、お湯を沸かすくらいのことはせんとなと考える。しかしこれ以上荷物増やすのは正直キツイ。今でも水分含めたら10kg超えの荷物である。パックラフトがUL(ultra light)ギアだと言うのに、本末転倒極まれり。
お昼を食べたら、風が出て来たので撤収。出艇ポイントが空いていたので、片付けをさせてもらう。天気が良いので、乾かすのも簡単。
片付け中に1組、初心者ぽい(ベテランだったらどうしよう)SUPをされていた老齢のご夫婦が上陸。そこ大丈夫かなーと思っていたら、旦那様が降り沈。
「ああ、最後にやっちまった」と意気消沈されていたが、自分も何度も降り沈していたので、気持ちがすごいわかる。降り沈だけじゃなく、ちゃんと沈した時の練習もしておかないとなー。川で沈した時は恐怖心がすごくて、あれは良くなかった。
「沈しても大丈夫!」って経験積んでおかないと、いざっていう時パニックになりそうだし。
乾かすのも含め、15分程度で片付けが完了。ザックを背負って帰宅。16:00。
うん、遊びとしてはキチッと出来た。次はどこに行こうかな。